2代目桂 春蝶(かつら しゅんちょう、1941年10月5日 - 1993年1月4日)さんは、大阪府大阪市出身の落語家。仁侠映画を題材にした「昭和任侠伝」、「ピカソ」、「河童の皿」という演目を残している。昭和任侠伝は、ヤクザ映画全盛期にヤクザにあこがれたとぼけた男の物語で、現在は3人の弟子と実子の春菜が受け継いで演じている。
これはWikipediaに書いてありました。
2代目桂 春蝶さんはあまりに短命でありました
生前の頃、とても痩せていらして、柳のようなお体の噺家さんだった。
噺はうまかった。
異形の噺家というか?東京の噺家さんには絶対 いないタイプの噺家さんさんだった。今、生きていらしたら、上方落語を大いに引っ張っておられたと思います。
その息子さんの桂 春菜(かつら しゅんちょう(初代のみかつら はるちょう)くんが大名跡を継ぎます。
となる。
彼とは「ぼっちゃん5」という小朝さんが仕掛人の二代目ばかりのユニットグループのNHKの番組を僕が担当した時、知り合いました。
そのユニットは二代目林家三平、2代目林家木久蔵、三遊亭王楽(父は三遊亭好楽)、月亭八光(父は八方)、そして桂春菜くん。
しかし、桂春菜くんのお父さんが彼が幼い頃に亡くなっているので他のメンバーと比べて、彼だけ、まったく恩恵?をこうむっていないわけだ。喫茶店で2年前に話した時、そうそう洒落っぽく、愚痴っていた(笑)。他の四人の2代目が羨ましいと。
確かにそうだと思う。
彼の芸風はお父さんと違って「明」だ。
落語はお父さん同様、もちろん、うまい。
アドリブが聞くのでMCもそつなく、おもしろい。
ボケもいける。
そして、ルックスがバタ臭く、格好いい。
そういうヤツって嫌みなヤツが多いが(個人的感想)、彼はおそらく その辺の損も自覚している。二世であるが、父を早く亡くして、その恩恵をこうむっていない、苦労人がゆえの自意識だと思う。調子に乗らない。
今回、とんでもない噺家さんの面子で関西でお披露目がある。
律儀に写真のようなものを贈って来てくれた。
関西地区の方、是非、応援してあげてください
もちろん、東京に来たときはみんなで見に行ってやってください