NHKの打ち合わせのあと、イーストの吉田Pとご飯。
話は50〜60年代のアメリカのテレビ。
1954年生まれの同年齢のため、このテーマだと、永遠に話せる。ビーバーちゃん、うちのママは世界一、パパ大好き・・・我々はまるで進駐軍の子供だ(笑)
吉田Pはこの頃のアメリカのテレビのキャラクターグッズの収集家。
その話の流れで帰宅後、モンローの映画「ナイアガラ」DVDを見た。
この映画はモンローの代表作と言われている中の一作。
ビリーワイルダーの名作映画「サンセット大通り」の脚本家チャールズブランケットが製作と脚本も担当。脚本は三人。しかし、この出来が本当にチャールズブランケットか????ま、時々、彼らしいシャレた会話があったが、筋がB級ミステリー。
監督は「アラスカ魂」「サファリ」のHenry Hathaway 。両方とも僕は小学生の低学年でリアルタイムで見て印象的な映画だった音楽も口ずさめる。「アラスカ魂」は伊藤もとみちとリリオリズムエアーズ版の日本バージョンも印象的だった。ジェラシックパーク2を先日、見直したが、車に乗りながらのあの恐竜狩りのシーンは「サファリ」のパロディだったことに気づいた。確か、ジョンウェーンも同じようなシーンがあった。
この映画、内容はどうでもいい。マリリンモンローのプロモーションビデオだと思うと割り切れる。
他の女優と圧倒的に違うのはその肌の美しさである。
ピンクがかった白い肌。ベビー石けんに起用されそうな赤ん坊のような肌である。
殿方を振り回しそうなイタズラっぽいフェース。
なんたって、映画の中で誕生した「モンローウォーク」
モンローの美しさを十二分に撮影している。
さらにこの映画、ナイアガラというロケ地の大観光映画である。
モンロー同様、ナイアガラを何度も何度も美しく、雄大に撮影している。まるで絵はがきだ。
アメリカ、カナダ両政府の地方自治体から資金をもらっているのでは疑いたくなるほどの頻度でナイアガラが出て来る
プロモ映画としては最高。
ただ、うっとり環境ビデオとしてモンローとナイアガラを眺めていたい人にはお薦めである。
※夫役のかの名優ジョセフコットンがストーリーが陳腐なために間抜けな俳優に見えてしまって可哀想
「リダクテッド 真実の価値」(監督 ブライアン・デ・パルマ)のDVD(イラク戦争を題材にして2007年に製作されたアメリカ合衆国の戦争映画。)
デパルマのファンであるが、見ていて、四分の一くらいで見るのを中止。デパルマ映画でこんなことは初めて。