『たけしのコマネチ大学数学科』のロケ収録

 2009年五月19日
 フジテレビの『たけしのコマネチ大学数学科』のロケ収録のため、テレビ制作会社イーストさんに行く。この番組、第35回国際エミー賞にアジア代表としてノミネートされたという由緒正しい番組。Pの吉田 宏さんがラジオ日本で「ラジカントロプス2.0」で時々、インタビューしている僕のことを評価してくださって「インタビューの達人」?として、キャスティングしてくださったのというのだが、本当は僕が吉田Pと飲んでいる時の様子でキャスティングしてくださったのは明らか。こっちが聞き上手というより、吉田Pはこちらから見たら、話が上手。こっちがどんどん、彼に聞きたくなってしまうのである。吉田Pはたけしさんと何十年も「あうん」の呼吸でやってきた人だから、話芸が自然、修練されてきたのだと思う。
 それを何を勘違いしたのか、僕は取材される立場で呼ばれた。ロケに参加していただいた軍団さんはダンカンさん 〆サバあたるさん 無法松さん
ガンビーノ小林さん。ホワイトボードが用意されていて、僕が先生で軍団さんが生徒という設定に現場行くとなっていた。聞かされていなかった。結局はそういう設定のミニコントになってしまった(笑)
 ミニコントの後、青山劇場へ伊東四朗一座 熱海五郎一座を青山劇場に徒歩で行く。途中、ミントのウマそうなソーダーを飲ませる店を発見し、小休止。
 本番を見ると、ゲスト出演の歌手の小林幸子さんの白い衣装の立ち姿がまるで、宝塚の男役で決まっている。水之江瀧子さんの役である。さすが、数々の舞台で主役をやっている人は立ち姿が本当にいい。これは意外な新発見。コント赤信号勢揃いがうれしい。三宅裕司さんと小倉さんの単純だが、体で表現するコントには笑った。東マックスが安定感あり。春風亭昇太 くんは出て来るだけで、明かりがついたように会場が明るくなる。
 
 某日
 銀座アップルストア
マックユーザーとしてはこの店は足繁く通う、用事がなくても。
いつも思うのだが、アップルの店員さんのTシャツ姿って、決まってない。体型が筋肉質でない人が店員のほとんどなので、Tシャツを着ても決まらないのだと思う。もっと、店員さんに筋肉強化させた方がいいと思う。「理科系の就職の人が多いのですか?」と店員さんに聞いたことがあるが、そんなことはないそうだ。それとマック製品の説明の動画を見ると、日系二世風のアップルの店員が説明するのはなんなのだろう。何か、意図がきっとあるのだろう。

 <このDVD映画に手を出すな>

 僕がタイトルで決めてレンタルして失敗した映画のDVDを御紹介します

 「テープ」(2001)
ネット調べたら
あらすじ
 「あるモーテルの一室。オークランドで消防士をしているが本業はドラッグディーラーのヴィンセント(イーサン・ホーク)のもとに、自主映画監督ジョン(ロバート・ショーン・レナード)がやってくる。ヴィンセントは、彼のトラウマになっている高校時代のある出来事を持ち出し、ジョンを困惑させる。それはヴィンセントの元恋人であるエイミー(ユマ・サーマン)を、ジョンがレイプした事件だった。そこに、ヴィンセントの誘いに応じて、地方検事補としてのキャリアを磨いてきたエイミーが現われる。しかし彼女は、別にジョンにレイプされたとは思っていなかった。緊迫する3人の関係。やがてエイミーは、ここにレイプ犯がいると警察に通報。それで慌てたヴィンセントはドラッグをトイレに流してしまうが、その通報は芝居。そしてエイミーは冷やかな態度で、部屋を出ていくのだった。」
 まるで下北沢の小劇場でやっている本人達だけが満足している芝居を見せられたようだった。セットは部屋の中のみ。イーサン・ホーク夫婦で競演してるのだから、もっと作品を選んでも良さそうだと思うのですが。

ブレイブ ワン

 「婚約者との幸せな未来を夢見ていたヒロインが、暴漢に襲われて婚約者を亡くしたのを機に、悪に制裁を加える“処刑人”と化すサスペンス・スリラー。監督は『クライング・ゲーム』のニール・ジョーダン。2度のアカデミー主演女優賞に輝く名女優ジョディ・フォスターが主演と製作総指揮を務めている。共演は『ハッスル&フロウ』のテレンス・ハワード。銃を片手に悪をけ散らすヒロインの変ぼうと、ラスト15分に用意された衝撃の結末に注目だ」という謳い文句だが、これまた、B級。ニール・ジョーダンの作品とは思えない。
 何より、見たくもないジョディ・フォスターのベッドシーンがあり、早回しにした(笑)セクシーだと本人が思っているんでしょうね、自己評価が間違っていると思う。日本も欧米も子役上がりは成長するに従ってきつくなる。

ラジオ日本の「ラジカントロプス2.0」のttp://www.jorf.co.jp/PROGRAM/radio.php
にて、辛酸なめ子さん、枡野浩一さん、久利一さん(朝まで生テレビの構成)、小山薫堂さん、
梶原しげるさん、角松敏生さんなど、僕が自らブッキングして細々とインタビューしているのがpodcast、インターネットで配信中です
今週金曜にはラサール石井さん、そして、春風亭昇太さんと続きます
お暇でしたら、お聞きください