横澤彪さんのラジオ第二弾のお知らせ 女子大生論、闘病生活

明けましておめでとうございます

 さて、ラジオ日本の「ラジカントロプス2.0」では昨年に続き、横澤彪さん(元フジテレビプロデューサー。通称「オジン」。現在は鎌倉女子大学児童学部教授。1995年から2005年6月まで吉本興業において、常務東京本社代表、専務取締役東京本部本部長などを務める。)をお呼びし、その第二弾!
プロデューサー論、さらに、今年、「来る人を大胆予想」していただきました
後半にはご自身の悪性リンパ腫の闘病生活の模様を赤裸々にお話してくださいました
聞き手はわたくし。
http://blog.jorf.co.jp/radio/

また、昨年の放送はhttp://blog.jorf.co.jp/radio/2009/01/7520-a74d.html
聞けます
今後はブラザーコーンちゃん、ジャーナリストの佐々木俊尚さん、梶原しげるさんの放送が予定されております

 <年末の私的映画 テレビ やっつけ鑑賞会>
 P2の監督]アレクサンドル・アジャの新作「ミラーズ」はいただけない。
P2は良かっただけに。
主演がキーファー・サザーランド
24のテレビのシリーズで、当たってしまった負の遺産だ。
散々、テレビサイズで見ているので、映画の主演をすると、何かちゃっちい感じがして物足りない。
 例えば、佐分利信 さんが橋田壽賀子さんの家族ドラマにおさまりきれない。(そんなドラマはなかったが)これは先ほどの逆。あれだけ、大仰な映画の役をやるとお茶の間には入りきらない。なんか、大魔神がお茶の間ドラマに出る違和感である。
で、彼のお父さんのドナルドサザーランドの主演映画」「針の眼」を封切り以来、DVDで再び、見た。
久しぶりに見るが、今見ると、いただけない。
どうして当時はあんなにドキドキしたのか?
当時、原作を即買ったが、この作者のケンフォレット29歳の作品。
いただけないと言っても、こんなの20代でよく書けるなあ。個人的感想。
小説はおもしろかった。

新作の007もいただけない。
イギリス紳士風のユーモアがなくなっている。
ロジャームーアまでだ、僕の007は。

パルマの「悪魔のシスター」、見直す。これは「SAW」を4本立て続けに見ただけに、恐さが違う。
悪魔のシスター」の画質が70年代前半映画だけに荒い。これが恐い。
画像はなんかC級のアメリカのポルノを見ているようだ。見たことないけど(笑)
明らかにサイコへのオマージュであるが、もっと怖いかも。

山田太一さんの書いたNHKの昔の大河ドラマ獅子の時代」を見る。

BSの「日本サーフィン伝説」、1961年からのサーファーの立役者の歴史、 インタビュー構成、地味だが素晴らしい。
坂口ケンジさんの聞き役のリアクションが嘘がなくて、いい。
芸能人でサーファーをたくさん名乗っているが、真木蔵人さんと坂口さんは
本当にうまい。以前、二人でサーフィンの旅をする番組を見たが、うまかった。
このぐらいできないと、軽々しくサーファーを名乗らないでいただきたい
俳優のなんとか太郎さんはうまかった。

 あと、所ジョージさんのライフスタイルや岩城滉一さんのライフスタイルを真似た芸能人も、件の芸能人丘サーファーほど 似非がいる。誰とは言わないが。
 バイクやスポーツに興じるのだが、所さんや岩城さんのような人間性を持っていないのに形だけ真似しようとしている。
 芸能人が芸能人のコピーをするというのも変な話だ。 

 森繁さんの「夫婦善哉」のDVD、鑑賞。織田作之助原作。白黒写真のの色合いが、いい日本酒のようにたまらない。女に鍋を作ってあげるダメな放蕩男役の森繁さんが色っぽい。織田作之助は「機械」とか、がんばって高校時代読んだが、僕は頭が悪くて、理解不能
 スパイクリー監督はスタイリッシュな美学があるので好きな監督、バスでワシントンの行進に行く黒人たちの映画を見るが、イマイチ。タイトルさえ、忘れました 冒頭だけ良かったのに。

 今頃、この話は遅いが。
 「M1」はナイツとオードリーが将来性あり。当日の笑いの量だけをとると、優勝したコンビかもしれない。
審査は芸なのだと、思った。
正論の意見を言い、しかも、受けないといけない。
 毎年、審査員にレギュラーの辛口の嫌われ役が必要な気がする。
 この大会、いつも、判定にいちゃもんがつく。
 それ自体、番組にとっては話題性、物議性ということではおいしいことだろう。
 他の方法はないか、考えた

<スター誕生形式>

  各プロダクションが、スカウトを想定して、札を上げる
※ 実際にはすでにタレントはプロダクションに入っているので
※ 将来性を見込むという意味ではあり


<M1>はお笑いタレントがお笑いタレントを判定する。
芥川賞直木賞も先輩作家が若手作家を選ぶのだから、同じだ。
ただ、文芸賞の裏話を調べてみると、本当か嘘か
先輩作家が有望な若手作家の目をつみ、わざと選ばないといったエピソードがある。だから、作家が作家を選ぶ形式を問題視する発言をする方もいる。
少なくとも、密室会議ではないし、お笑いの世界はこの点、審査員がフェアであるのを信じたい。