阪神タイガース 野村克也さんの分析

特に理由はないが、阪神タイガースを応援している。
正確には阪神タイガース(も)というのが正しい
日ハムも楽天も応援している。ものすごい思い入れがあるというわけではない。
高校野球だと、自分の学校でもないのに地元というだけで燃える。
しかし、プロ球団を長きに渡ってあんなに熱く寝食を忘れて応援する応援団の気持ちが理解しがたい。
地元とはいえ、プレイする選手は毎年のように交替する。
10年前の球団と今の球団はまったく異質なものだと思う。
容姿は同じだが、性格がまったく違う恋人を愛しているような感じがしてならない。
中身が変わるのにそれでも愛するのは「グッチ」や「シャネル」を愛してやまない女性たちに似ているような気がする
 内野席でじっくり見たいのに、いかなる球団も応援団が陣取って、まるで、入信していない新興宗教の会に無理矢理、参加させられているようで応援をなんとなく強要されるのが嫌でたまらない。
 鳴り物がカンに触る(笑)
 トランペットの音程がとても悪い。マイルスディビスがあの応援ラッパをミュートで吹いたら、気持ち良く気こえるのだろうか?(笑)
さて、阪神球団は15日、大阪市阪神電鉄本社で記者会見を開き、宮崎恒彰オーナー(65)が退き、後任に坂井信也・阪神電鉄社長(60)が就任することを発表した。
野村克也さんは新書「あぁ 阪神タイガース」の中で露骨な阪神批判をしている。はじめから、終わりまで、監督として在籍したチームをここまで批判する本は珍しい。
 その著書の中で1973年の優勝争いのエピソードが阪神を語る上で象徴的である。
球団は江夏投手に「もう十分、優勝したら、選手の年俸が上がるから、勝たなくていい」と言ったという。
 さて、調子のいい今年の阪神タイガース。新オーナーの年俸交渉、しっかり、チェックしておきたい