パフュームのしっかりした世界観

自分なんぞが今更言わなくてもすでに大人気。
パフュームという三人グループ。
初めて見たのはNHKのエコ関係のCMの「ポリリズム
6年くらいやっているテクノロックのグループ
人間と機械の混血児のようなキャラを通し、エバンゲリオン世代にはたまらないのでしょうか?
自分も遅まきながら、今、エバンゲリオンを見て感動してますが。
彼女らが、ポッと出のアイドルではない、苦労人で?
場をわきまえて入るという情報も年長者にはうれしい情報。
音楽と振り付けと衣装と、アイドルにしてはちょっと、年齢が上がっている
「チグハグ感」がむしろ、新鮮に思えます
中田タカヤスさんがプロデューサーであるが、この人がわかっている人。
いかにも女の子が好きそうな切ない世界を詞で描き、メロも単純だが切ない、ちょっと、いい歳した自分もポロリと来る。
テクノは苦手な自分ですが、中田さんの作るサウンドは重低音が聴いていて
ぼくらのようなfunK とかsoulを聴いてきた人間も納得。
シンセベースはチョッパーに近い弾き方をして、ディスコ世代も受け入れる
充分乗れる。シンセバースの音色がいい。
ソウルファンならRoger Troutmanボコーダーサウンドが有名ですが、パフュームはボコーダーをうまいこと使用している。
このサウンド、世界進出も夢ではないと思う。
しっかり世界観がある。
そして、振り付けがこれまた、彼女らの機械的なキャラにばっちりあった振り付け。
アクターズスクール広島時代からメンバーのダンス指導にあたった振付演出家 MIKIKOさんの振り付け。