オードリーの漫才 いい &インコグニートの新譜

オードリーの漫才。結成8年。
いい。
結成8年でも、お笑いの世界は若手である。
童顔の若林くんと、鳩胸をせり出す春日くん。
渋谷のラママの新人コント大会の楽屋で立ち話を彼らとした。
ともに同じ高校のアメフト部出身。
ネタで軍艦鳥のように、鳩胸をせり出す春日くんの胸、触ってみたが、
思ったほど筋肉がなかった(笑)
別に企業秘密ではないであろう。
ネタははじめ、若林くんが書いていた。
しかも、ボケが若林くんの方だった。
それをひっくり返し、若林くんが突っ込みになった。
くりぃむしちゅーも最初は有田くんの方が突っ込みだったんだよ」
と、いうと、二人は驚いていた。
今は、春日くんが一人でネタを書いて、それを稽古のときに
若林くんが突っ込みを入れて、ネタを完成していくという。
以前、彼らを見たときは、突っ込みの平手打ちが、痛々しいほど、
春日くんの額を赤くしていた
ちょっと、春日くんが可哀想なほどだった。
しかし、経験とはすごいものだ。
いくら、若林くんが叩いても、今は痛そうに見えない。
叩くのも技術。
掌に経験と神経が張り巡らし、絶妙なタイミングで絶妙な突っ込みで叩く。
この二人の掛け合い、凝視すると相当、計算されたボケと突っ込みの
やりとりがある
この二人の若手、いい。
楽しみであります
M-1グランプリ、出たら、いいとこ行きそうな気がします

 
さて、インコグニートの新譜「tales from the beach」を聞きました。
生音、生演奏好きにはたまらないCD。
 70年代から80年代のクラシックなソウルの音を凄いテクニックの演奏で踏襲しています。ギターのカッティング、チョッパーベース、気持ちのいいフェンダーローズの音と「美しい音の洪水」であります。一曲がものすごく、立っているというのはないが、ドライビングミュージックとして、打ってつけ。とても、聴き易い大人チックなCDです