オレは若手芸人か!

渋谷はいつから苦手になったのか?
あの「おいしい生活」の糸井重里さんの名コピーが
話題になった時代は渋谷は大人の文化の街でありました
パルコ劇場、ジャンジャンなどが僕らに知的オシャレ?なる
ものを与えてくれました。
今は渋谷はガキの街。新宿東口界隈のアジア的混雑さの中で
この街は蠢いて、パスポートでも持ってないと歩けない
迫力があります
そこで、久々、飲もうということで、テレビ朝日中田くんの指定で
餃子の王将で待ち合わせ。
餃子の王将は僕は値段の安さの割にはおいしくて好きなのですが、
餃子の王将で待ち合わせというのは初めて。
ターリーズ、スタバではない。
先に着いて、あとから、中田くん、自転車で短パンで登場。
アウトドア雑誌B=PALのような格好で、現れた。
「中田くん、ほぼ満席だよ」
「あ、そうすか」
「ここで飲むのはきついじゃない」
「若手芸人とよく行くんですよ」
オレは若手芸人か(笑)
僕と中田くんはトボトボ、渋谷の雑踏を見せ探し。
自転車をひっぱり歩く中田くんはどうみても、小学生の
夏休みの帰り道である。田舎の風情を109前で
行っているのであります
適当に見つけた安そうな串揚げ屋。
90分入れ替え制という風俗店のようなシステム(笑)
太るけど、たまにはいいかと入った。これは笑う店であった。
自分で小麦粉とパン粉をつけてあげるのである
客に作業させる店というのが大キライである。
なんで、金払って、働くのって(笑)
しかし、中田くんは「いやあ、おもしろいなあ」
と、手際よく、バイキング方式で串についた肉、野菜を
持ってきた。「これは若手芸人は喜びますよ」
オレは若手芸人か(笑)
「出ようよ」
「おもしろいじゃないですか」
まるで、キャンプに来ている子供のような中田くん。
究極のプラス思考である。学ばねば。
揚げだして、「これうまいじゃないですか!油がいいですよ、これ」
「なんで、そんなことわかるの?」
「うちのオヤジが豊年油に勤めていたんですよね」
出た、蛙の子は、蛙の子だ。
油がいいとうことで、ちょっと、気持ちが上がったが、
驚いた。
バイキングで、中田くんが持ってきたのが
カレー、焼きそば、ケーキ。
この店、一体、どういうコンセプトの店なんだ
「カレー好きなんですよ」
と、プラス思考全開
「若手芸人とメシにいいですよ」
とにかく、若手芸人にメシを食わせる面倒見のいい
中田君。
でも
「オレは若手芸人か!(笑)」