カンヌ映画祭と三国同盟



 カンヌ映画祭松本人志さんらが話題になっています。
 これは昔読んだ内田樹さんのご本に指摘してあったことなので、調べてみると、確かに日本が国際映画祭で賞をとる場所は日独伊三国同盟の国です。

ヴェネツィア国際映画祭
第6回 (1938年) 田坂具隆監督の『五人の斥候兵』がイタリア民衆文化大臣賞を受賞
第7回 (1939年) 内田吐夢監督の『土と兵隊』が日本映画総合賞を受賞
第12回(1951年) 黒澤明監督の『羅生門』が金獅子賞を受賞
第17回(1956年) 市川崑監督の『ビルマの竪琴』がサン・ジョルジオ賞を受賞
第19回(1958年) 稲垣浩監督の『無法松の一生』が金獅子賞を受賞
第28回(1967年) 手塚治虫原作の劇場アニメ『ジャングル大帝』がサンマルコ銀獅子賞を受賞
第54回(1997年) 北野武監督の『HANA-BI』が金獅子賞を受賞
第59回(2002年) 塚本晋也監督の『六月の蛇』がコントロ・コレンテ部門 審査員特別賞を受賞
第60回(2003年) 北野武監督が『座頭市』で監督賞(銀獅子賞)を受賞

ベルリン国際映画祭では
1963年に『にっぽん昆虫記』(今村昌平監督)で左幸子が日本人として初めて主演女優賞を受賞
第52回、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」がこれを受賞。


おいおい、では、カンヌはフランスではないのか?
しかし、フランスとは 前の戦争で、日本と直接対決していません。
インドネシアに進軍しているフランスと日本とは協定で、直接、戦ってはいないのです
血を流し合っていない関係国なわけです
それ以外の血を流し合った直接対決している国に関してはまだまだ、
当時の記憶があり、許せない感情があるのではないのか?というような内田さんの意見であったような気がします。
偶然かもしれませんが。