ヒルマン監督の通訳 岩本賢一さん、あなたは詩人です

1970年代後半年、豪雨の後楽園球場で、巨大な自前の旗を作って
日ハムを応援していた僕ら。
実は僕の大学の落語研究会出身の噺家さんが日ハム関係の仕事をしていて、半強制的に我々、後輩の学生は嫌々ながら、応援していたのでした。いやあ、とっても寒い日でした。
そして、2006年。
我が故郷北海道ニッポンハムの優勝。
何故だろう?
北海道ニッポンハムの選手が高校野球の選手のように、さわやかではないか?
プロ野球駒大苫小牧化しているではないか?
注目したのはヒルマン監督の通訳の人の力だ。
もちろん、勝利監督 インタビューのヒルマン監督の言葉のセンスは
そのユーモアと日本人の琴線にふれる演歌の歌詞のようなメッセージ。
素晴らしいものがありました。
しかし、翻訳者の力で、洋画や翻訳本が売れるように、翻訳者の力は大きい。
ヒルマン監督の通訳で、以前はメッツでプレーしていた新庄選手の通訳を務めた岩本賢一さん。
彼の功績は表彰状ものであります。
ほぼ、ヒルマン監督のコメントを同時、通訳し、名訳といっていいのだろか?
瞬時に正確、なおかつ、感動的な日本語をチョイスするのです。
そして、彼のまるで、スポーツマンのようなさわやかな声の通訳、さらに、ヒルマンの陰にチラリと見えるイケメンぶり。
彼は昨夜、さぞかし、最高の美酒に酔い、そして、VTRで自分の通訳の声を再生して見たのではないでしょうか?
岩本賢一さんの詩人のように通訳に僕はここ何日か、酔いしれました
岩本賢一さん、ありがとう。