以前、中田の仰向けのことを同感すると書きましたが、今回は話が別です。
中田の引退のコメントに感動したという
大人のマスコミの関係者、子供たちが多くいます
「新たな自分”探しの旅に出たい・・うんぬん」
こんな手垢のついた表現。
自己啓発本のお定まりの表現。
彼の選手としての力量と文才とは
イコールではないと思いました。
僕の大好きな優れた書評家豊崎由美さん、斉藤美奈子さんなら、この中田選手の文章をどう 書評するのか？聞いてみたいものです
いかに子供たちが活字離れしているかの証拠です
この程度の文章に感動するのですから。
稚拙でも味のある文章というのも確かにあるのですが・・・
長年の大人たちはこのところ、
幼年の大人に甘くないですか？
長年の大人たちは「理解し得ない若者の言語」「理解し得ない若者の不躾な態度」に対して 全肯定してしまっていいのでしょうか？
中田選手に代表される「フテクサレ若者（笑）｝を全肯定して行く事。
社会に対してあのようなクールな態度、言動を全肯定していくこと。
子供たちは模倣するのです。ヒーロー中田という象徴を。
中田もどきの子供たちがばかりが増殖してしまったら。
大人が「たしなめる」という言葉も風化してしまったのでしょうか？
