「ミステリーのおきて102条」

阿刀田高さんの

(角川文庫)378頁を2年かけて読了。名著だ。
これだけ、トリックのパターンを知っても、再放送の「刑事コロンボ」の謎解きがなかなかできない 
もっともこのドラマ上のヒントだけで謎を解くのはプロの推理作家も難しいのではないかと思う。コロンボが普通では浮かばない飛躍した発想をするからである。ミステリー本の掟としては邪道だと思うえるが、テレビドラマだから許される飛躍。
コロンボの演出が年数が経ってくると、テンポが上がってきたり
よりアクティブなカメラワークになり、音楽が現代風になり、あのノンビリしたウエスコースト感が慌ただしくなっていただけない あのノンビリした時代感が魅了なのだと思います