ハヤカワ・ポケット・ミステリ全展示!
早川書房は英米を中心に海外ミステリーを紹介してきた「ハヤカワ・ミステリ」の創刊60周年を記念して、「ハヤカワ・ミステリ全点展示会10+件」を26日から東京都千代田区神田多町の早川書房本社ビル2階で開く。31日まで(午後1〜8時、土日は午前10時〜午後6時)。無料。
高校時代、通称ポケミスが自宅の奥の奥に大量に眠っていたのを発見。
1950年代から買った父の所蔵品だ。
「どうして、アメリカのミステリーばかり読んでいたんですか?」
「日本の設定だと、おもしろくないんだ」
単純な答えだが、なんとなく合点がいった。
僕もアメリカ文化の洗礼を受けている人間だから、探偵といえばアメリカのトレンチコート
の俳優が浮かんでわくわくする
知らない国の設定だから、どこかファンタジーを読むような気持ちが浮き立つのだ。
(英国とかフランスの設定でもいい)
ポケミスのデザインが縦長でビニールのカバー?カッコウいい
「世界最大、最長」の新書版、ミステリ・シリーズ。刊行当時の監修は江戸川乱歩、セレクション
は都筑道夫
1972年あたりから純文学読者からエンターテイメント系に転向していったのはこの時代のポケミスの発見が大きい
何より、職業が医者で頭がガチガチの理科系の父だと思っていたが、意外にもミステリーのファンであったのがこちらに寄ってきたようで、うれしかった
※本の写真はイメージ
※早川の社長さんと副社長さんの写真も