ゴシップの効用

3/11 オウム事件普賢岳の噴火の時もこうだった。
自分は報道やワイドショーの番組をやっていた。
こういう時、スタッフは祭化する。
小踊りする。
異常だ。
新しい情報がないのに、過去の変わりばえしない映像を再構築して時間を埋める。
それは視聴者にも原因がある。
渦中のニュースを流さないと、不真面目だと、クレームをつけて
くるからだ。
日露戦争に日本が突入した時もマスコミも国民もこんな風だった。
関川夏央さん著「坂の上の雲」と日本人にそう書いている。

こういう時こそ、ゴシップの効用がある。
ネタはくだらなければ、くだらないほどいい。
くだらないことは、結構、気が和むものだ。