不謹慎と思われても仕方ないですが、屋根や窓を豪雨で打つ台風の荒々しさが子供の頃、
好きでした。
そんな日は、決まって、自宅に置いてある工事現場用のヘルメットをかぶり、傘もささず、外を徘徊いたしました。
というのも、当時、コンバットという戦争ドラマが流行していて、自分はドイツ軍と戦う米軍のサンダース軍曹になったつもりで外出するのでした。
ヘルメットから滴り落ちる雨粒はまさに、雨の中、偵察するサンダース軍曹のヘルメットの雨の滴りのショットそのものでした。偵察のシーンは自分の記憶ですと、雨のシーンが多かった記憶があります。
一通り、近所を廻って、ずぶ濡れになって帰宅。
身の安全を確かめ、深く 安堵します。(当たり前です。近所にはドイツ軍などいません)