佐藤栄作の結婚

小泉進次郎 滝川クリステルの結婚。

何か白々しい。物語を感じない。

 

一国の長なる者は田中角栄にしろ 三木にしろ 池田にしろ 大平にしろ

夫婦の物語があった。

 

五高当時の佐藤栄作は青学の寛子に熱烈なラブレターを

書いた。この手紙、栄作の五高当時の親友が書いてくれた名文。

鉄道書記として門司駅の助役をしていた栄作と寛子とは結ばれた。

「結婚当時、質屋通いはしばしば。部下やつきあいで、芸者をあげ

どんちゃん騒ぎ。世間の印象の堅物だが、ゴルフ、釣り、お座敷、バー、パチンコ、麻雀、競馬、男なら手を出す遊びは一通りやった」(佐藤寛子

「幹事長の頃、毎晩、記者は佐藤の帰りを待っている。その際、サービスで記者に一杯出す。

相手をするおふくろは強い。何しろ、松岡洋右の姪。松岡洋右は酒豪。

毎晩、オールドパーを一本空けていた。おふくろは父親が三つの時、なくして、洋右が親代わり。門前の小僧なんとかで子供の頃からウイスキーの栓を抜いたら、全部飲むものと思っていた」(長男 佐藤竜太郎)

 

沖縄本土返還の折、訪米の際、寛子は時の下田駐米大使夫人に手紙を書き、返事が来る。「アメリカはミニスカートが大流行。上の格好はいいけど、下だけは気をつけてください」

寛子は友人のデザイナー森英恵に相談し、あの膝上、三センチが生まれる。

佐藤に相談したら「俺にはわからん。勝手にしろ」

寛子は御国のために、膝上三センチで訪米。

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