銀座の資生堂パーラー 池波正太郎

銀座の資生堂パーラー 池波正太郎さんが13歳の時、友達と入店した。兜町の店の丁稚だった頃 給料5円。
銀の入れ物に入っている70銭もするチキンライスを意を決して、食べにいった。(彼の食通道は13歳からスタートしている)
そこの2、3歳年上の山田少年の給仕と知り合いになり、通う度に「マカロニグラタンはいかがですか?」「今日はクリームコロッケはいかがですか?」とほのぼのとした友情が生まれる。
クリスマスの日に池波は岩波文庫の「足長おじさん」(池波が渡したのが「足長おじさん」というのが愛らしい)を
プレゼントとして山田少年に渡す。すかさず、山田少年は「僕も!」と、小さな長い包み紙を池上に渡す 
池上がテーブルの下で包みを開けると「にきびとり美顔水」が入っていた
それ以来、山田くんと池上は再会することができなかった

オムライスは自分は絶対、今は主力のデミグラスソースではなく、ケチャップ派。
先日も店の前を通ったがこのお店ではパファしか食べたことがない
連休中、オムライスを食べに行きたかった

https://parlour.shiseido.co.jp/restaurants/traditionalmenu/omelet.html