地震が続く、日本。
阪神大震災で鳥居が倒れても鎮守の樹木は倒れなかった。
潜在自然植生の木が防災の意味を持つということ。
鎮守の森が日本から随分と消えてしまったことが日本の環境問題の根源だと横浜国大の宮脇昭教授は説いている。
プールで泳いだ帰り、車で、世界的な森の博士宮脇さんがお造りになったという横浜国大の森を見に行く。
この大学、すっぽり森に包まれた大学だ。
横浜にある大学とは思えない不思議な感覚に陥った。
夏休みであるから、ほとんど歩いている学生もいない。
そこをのそのそ 歩かせてもらう
妙にきれいに整理された木々でないのが自然でいい。
正直なんてことない森だ。でも、とても得をした時間を過ごせた。