美しきバッティングマシン馬鹿 


ラソンや駅伝のテレビ放送が終わり、外へ出ると、いつになくジョギングしている人々にブチ当たる。
 これは茂木健一郎さんの解説をかりると、どういう因果関係の行動なのでしょうか?
 いても立ってもいられなくなって、「真似したくなる」のだと、思う。
 映画の上映後、ヒーローになって出てくるお客もそうだと思う。僕も何度も
保安官になったり、やくざになったりしてきたものだ(笑)
 当然、今日のワールドベースボールの日韓対決を視聴後、バッティングセンターは大にぎわい。巷のイチローや小笠原がぶんぶん、金属バットを振っていた。かくいう僕も、同じようにバットを振っていたのだから(笑)
 人気のマシンは楽天のマーくんである。小学生が列を作っていた。
 一番空いていたハマの番長三浦のマシンで2ゲームやった。まあまあの出来だった。
 高校球児のように一喜一憂するサムライジャパンのプロ野球選手もうれしいが、感動の試合の後、バッティングセンターにどこからともなく集まって来たこの野球バカたちも、うれしいのであります。
 先日、少年サンデーの50周年記念号を思わず、買ってしまいました。表紙が松坂投手に少年がひそひそ話をしている写真。この野球選手と少年というポーズは昭和30年代の表紙の定番であった。当時の松坂投手の役が、長嶋選手や王選手になる。ひそひそ話しで囁いている少年に当時の野球少年は自分を投影したものだ。
 このポーズのアイデアを出した人って、一体誰なのだろう?なんと優しいポーズだろう。
 今回の小学館の少年サンデーのサンデー創刊秘話が書かれていて、日本初の週刊の少年漫画誌を同日に講談社のマガジンとの熾烈な戦いで、同時創刊となった。最後までサンデーはマガジンの値段設定を争い、マガジンが40円と設定したと同時に30円と設定し、輪転機を廻したという。
 当時のその表紙がサンデーは長嶋選手と少年、マガジンは横綱朝潮太郎と少年。
この勝負、見事な引き分けだと思う。

 さて、私事ですが、今夜11時から、ラジオ日本の「ラジカントロプス2.0」http://www.jorf.co.jp/PROGRAM/radio.php爆笑問題太田光代さんがご出演、また、オンエア直後から、インターネット放送、podcast太田光代さんのロングインタビュー、(すでにオンエアした)角松敏生さんへのロングインタビューが聞けます。聞き手は不肖、僕がやってます
 お暇でしたらご視聴ください