作曲家古関裕而さんの生涯をご長男の古関 正裕(元グループサウンズ「ヴィレッジ・シンガーズ」のキーボード)さんが語ります
「アメリカと戦いながら日本映画を観た」 小林信彦さん著
明日は敗戦記念日(我が国はどうしても終戦と言いたいらしい)8/15。
「アメリカと戦いながら日本映画を観た」 小林信彦さん著を読みました。
戦中、8歳から15歳まで観た映画の記憶を著者が辿っている本であります。
戦中、監督:山本嘉次郎 特撮:円谷英二「ハワイマレー沖海戦」など国策映画ばかり上映されたわけではありません。
「無法松の一生」からエノケンロッパの映画まで上映していたそうです。
これは国民に敗戦に向けて広がる厭戦気分を解消するために上映を推進したと小林少年は思いました。。
1945年の敗戦の年、小林少年が疎開先の中学にアメリカ兵がやってきて見せられた映画が、
エリザベステーラー主演のカラー映画「緑園の天使」とハワードホークス監督の「脱出」。
ボクはかつて、スピルバーグの喜劇戦争映画「1941」を観た時、アメリカの将軍が
戦中なのにディズニーの「ダンボ」を見て、涙を流している笑えるシーンがあり、「これじゃ
戦争でアメリカに負けるたわけだ」と痛感したことがありました。
「甲子園の神整備」を読了
高校球児の甲子園が静かに開幕された。
「甲子園の神整備」を読了。グランド整備の会社阪神園芸のドキュメントだ。
グランドの水撒きだけでも3年の経験が必要。
ホースでまくのは一人だが、何人かで残りのホースを補佐する。
グランドは完全整備するのに、いちいち、30センチくらい掘り起こし、新しい砂を補充する。
昔は例えば、阪神の赤星が盗塁しやすく、硬めに走塁コースの土を固めてくれたりする
心遣いをしたそうだ。
野球ができないのに、野球の仕事に携わっている野球の審判の人は選手以上に野球好きなのではないかと、日頃から思って見ているが、阪神園芸の人もよほどの野球好きではないだろうか。
※阪神園芸は甲子園だけでなく、もちろん、園芸の仕事もしている。
山田五郎さん著「銀座のすし」が怖い?
山田五郎さん著「銀座のすし」
この本になんの罪もないが読まなきゃよかった。
第一、紹介される店が3万から5万円だ。
5万のお寿司やさんの仕事って町のお寿司やさんと何が違うのか?
その対価がわからないからどうしようもない。
一度、銀座の高級クラブに連れて行ってもらったが、ホステスさんの長いドレスに
ママのカブトのようなヘアスタイルに、品定めされる目つきやら、正直、<怖い>と
思ったのでした